自分磨きに勤しむシニアが増え、スマホを使いこなし、SNSで人との交流を楽しむ人も増えています。そして、シニア向けのSNSも登場しています。その中でもIT企業が運営する「らくらくコミュニティ」は会員数260万人を有する国内最大級のシニア向けの交流サイトSNSです。利用者は70代が43%、60代が23%、80代が15%と、シニア層がメインユーザーとなっています。この記事では、シニアのスマホ事情やSNSの利用状況を知った上で、「らくらくコミュニティ」の魅力をお伝えします。

シニアのSNS事情とは?利用目的やシニア層に人気のSNSも紹介のもくじ

シニアのインターネット利用率とスマホ使用率

総務省のデータによると60~69歳ではインターネット利用率は86.8%と報告されています。70~79歳でも65.5%と高い利用率が見られます。

シニアのインターネット利用率

 

引用:総務省 令和4年通信利用動向調査

上記のデータをみるとわかるように、60代でも80%以上と高い利用率になっていることがわかります。70歳~79歳でも60%程度と、平均して高い値です。このように、シニアの間でもインターネットは深く浸透しています。

引用:総務省 令和4年通信利用動向調査

スマートフォンの使用率はどうでしょうか。60代のシニア層の実に73.7%がスマートフォンを使用しています。70歳以上でも半数近くが利用していることがわかりました。

シニア世代がインターネット、またスマートフォンに慣れ親しんでいることがデータから見て取れます。

シニア層がインターネットを利用する目的とは

出典:Freepik シニアもSNSを活発に利用している(写真はイメージ)

前項でシニア層も積極的にインターネットを活用するようになっていることがわかりましたが、インターネットを利用する目的はどこにあるのでしょうか。 本項では、シニア層がインターネットを利用する目的について解説していきます。

シニア層もSNSを頻繁に利用している

総務省のインターネット利用状況(令和3年版)を見ると、60歳以上のシニア世代では電子メールの送受信と情報収集に次いで、ソーシャルネットサービスの利用が多く回答されています。SNSをインターネットの利用目的に挙げている方が半数以上もいることがわかりました。

参照:インターネット利用状況(令和3年版)

シニア層の間でもSNSを使った友人との交流が盛んになっている

モバイル研究所の調べによるとシニア層のSNS利用者数はこの4年間で倍増しており、60代は8割、70代も5割を超える利用率となりました。

参照:モバイル社会研究所

SNSの利用目的としては「従来からの知人とのコミュニケーションのため」や「情報収集」との回答が多数を占めています。
参照:令和4年通信利用動向調査ポイント

このように、SNSは若者だけのものではなく、シニア層の間でも着実に浸透しつつあります。 また、SNSの利用目的に挙げられるように、シニア層がコミュニケーションや情報収集の場として、 SNSを有効活用し始めている背景が窺えるでしょう。

主要SNSにおけるシニア層の利用率

本項では、主要なSNSをシニア層がどの程度活用しているか紹介していきます。

LINE

60代は70%超え、70代でも60%超えとの結果が出ています。直感的に操作できるチャットツールということで、高い人気を維持していることがわかるでしょう。また、趣味や習い事といったコミュニティの中で、グループで情報を共有できる機能が活用されていることも伺えます。

Facebook

Facebookに関しては60代、70代ともに20%程度の利用率に留まっています。 人気がないわけではないものの、広く浸透したサービスとは言えません。ただ、ビジュアルに比重が置かれるインスタグラムよりも、文章をじっくり読みやすいサイトデザインであるため、メルマガ感覚で利用するシニアもいます。

Instagram

60代では20%程度普及しているものの、70代になると10%以下と下がります。写真を使った、ビジュアルに比重を置いたSNSということもあり、身体的に健康なシニアが旅行や趣味関連の情報を収集したり、発信したり、また交流の場としての利用が高い傾向にあります。

X (Twitter)

60代で20%、70代で16%程度の利用と報告されています。 利用者はいますが、情報がどんどん流れていってしまうため、積極的に発信の場として活用しているシニアは少数です。

実際は若年層が活用しているといえるでしょう。

SNSごとの利用率を見てみると、チャットツールであるLINEに高齢者の人気が集まっていることが分かります。不特定多数との交流というより、見知った友人・知人とコミュニケーションを取るためのツールという側面が強く出た結果といえるでしょう。

シニア向けに特化したSNS 「らくらくコミュニティ」とは?

出典:Freepik シニアの間で人気を博しているSNS「らくらくコミュニティ」(写真はイメージ)

シニア向けSNSもいくつか存在します。そのうちの一つ、会員数260万人を有する国内最大級のシニア向けSNS「らくらくコミュニティ」の解説をします。

らくらくコミュニティとは?

「らくらくコミュニティ」は、シニアが気軽にSNSを使い、交流を図るためのシニア向けSNSです。共通の趣味や話題を通じて会員同士が交流できる、安心・安全なインターネット上のコミュニケーションの場です。

らくらくスマートフォンをはじめとするシニア向け製品にプリインストールされている他、Web経由で利用が可能な点も魅力といえます。

らくらくコミュニティの仕組み

らくらくコミュニティ上では日々のニュース配信やオリジナルの特集記事があります。

また、コミュニティというものがあり、自身の興味のあるテーマのコミュニティに所属して、写真やコメントを投稿することができるのが特徴です。リアクションボタンで気持ちに合わせたリアクションも可能です。

他のSNSより支持されるポイントとは

らくらくコミュニティは以下の5つのポイントが特徴的です。LINEやInstagramといったSNSとの違いが、シニアに支持されている理由です。

  1. ユーザー属性:男女比は半数ずつで、ユーザー年齢は50代から80代、中心となる世代は70代です。
  2. 安全性:個人情報の漏洩や悪意ある企業による詐欺や勧誘などを未然に防ぐため、専門スタッフが24時間投稿をチェックしています。
  3. コミュニティ:コミュニティに参加することで、共通の興味や趣味を持つ人と繋がることができます。写真やコメントを投稿することもでき、活発なやり取りが交わされています。
  4. 見やすく使いやすい:記事写真が大きく、見やすいデザインです。
  5. フォロー体制:スマホが苦手なシニア向けに電話でアクションをサポートする「あんしんフォロー」というサービスがあります。 

らくらくコミュニティは安全にコミュニケーションを楽しめるSNSサイトです。SNSで人と繋がることにより、情報を得るだけでなく、社会との関わりを絶やさずにいられることができます。このような点から、シニア層にとって新しい楽しみを提供しているといえるでしょう。

シニアのSNS事情とは?利用目的やシニア層に人気のSNSも紹介のまとめ

ここまで、シニア層がいかにスマホを活用しているか、更にSNSを日常的に使用しているかを見てきました。シニアにとってのSNSは、利用率が年々上がっていることからも、生活の一部となっていることが見て取れます。そしてシニアが安全に、また使いやすく設計されたシニア向けのSNSも登場しています。その中でも人気の「らくらくコミュニティ」を紹介しました。シニアに向けたSNSと言うことで、LINEやMetaのSNSよりもターゲットが狙いやすく、シニア市場に向けて高い広告効果が期待できます。 「らくらくコミュニティ」への広告のご相談やその他、シニアマーケティングに関するお問い合わせがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。

シニアマーケティングについてのお問い合わせはこちら